月を見に行く

18歳の時にバイクの免許を取って、まさかの12年間ペーパーライダー。相棒の赤のCB400SFとエイプくんで年間15,000kmぐらい走ります(≧∇≦)b

恐山ソロツーリング[2/2](2016/09/25-26)

主要目的地 恐山、三内丸山遺跡
主要道路 東北道
期間 2016/09/26(日) 7:00〜23:00頃
走行距離 899kmくらい
高速区間 青森〜天現寺
金額 20,000円くらい
天気 晴れのち雨

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↑ぐっもーにん(๑˃̵ᴗ˂̵)و

本州最北端の朝は、こう、空気が違うね!(適当)

さーて、しっかり寝たし、優雅にテントを撤収しましょうね!なんたって今日は今回のツーリングの目玉、恐山へ行くのだよd( ̄  ̄)

北海道ツーリングでテントの撤収は慣れたもの。

余裕かまして隣のお爺ちゃん・お婆ちゃん夫婦と話し込んだりしちゃったりして。

2ヶ月前から北海道ウロウロしてたそうなので、もしかしたらうっかりすれ違った事もあったかもね(≧∇≦)b

■三途の川
やって来ました!

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↑みんな大好き三途の川(≧∇≦)b

三途の川と言えば彼岸と此岸の境でありまして、亡くなった人がちゃんと渡れるように渡し賃を入れたりするものだけど、六文銭どころか跨げるんじゃないかと思うよね。

大昔は「死んだらここ(恐山)に来る」と言われてたのかも知れないけど、

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↑今やすっかり遠足気分

日本三大霊山の一つとして皆に好かれるところなのだね。

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↑それにしても、見た目の非日常感も然ることながら

特筆すべきはその硫黄の臭い。その異様さはあの世だと思われても不思議は無いと思うのでした。

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↑上流の宇曽利山湖との接続部分に掛かる橋

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↑この湖自体が硫黄の臭いでいっぱいという

■恐山
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↑しっかり駐車場完備の恐山(≧∇≦)b

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↑日本三大霊山の名に恥じない荘厳な雰囲気

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↑「ポケモン禁止」「お清めの塩禁止」「ドローン禁止」

ドローン飛ばしたくなる気持ちはちょっと分かる( ̄▽ ̄)

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↑境内はとっても広いのだね

恐山は地蔵信仰で至る所に地蔵があるんだけど、
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↑それ以上に沢山の風車

こんなところじゃ花の一輪も咲かないだろうからね。花の代わりというところなんだろうけど、カラカラという音も相まって一層異様な雰囲気を醸し出してると思うよね。

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↑境内の奥から裏ステージへ

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↑まさに地獄

宇曽利山湖の上流に位置するこの場所は「何とか地獄」と書かれた看板が掲げられるところ。

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↑風車もいっぱい

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↑積んだら鬼に崩される積石

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↑硫黄を含んだ水が

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↑流れて宇曽利山湖へ

恐山にあるのは地獄だけじゃございません。

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↑恐山極楽編、宇曽利山湖の浜‹‹\(´ω` )/››

と言っても、この手前にあるのが賽の河原だそうで、水子の霊が只管に石を積んでは鬼に崩されると言われるところという(´Д` )

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↑風車がどことなく哀しげ

宗教って現代日本でこそ信じてない人が大多数だけど、こういうところに来ると考えさせられるよね。

どうやっても抗えない不条理の中で生きていこうとしたら、何とか気持ちを納得させられる手段が必要だったのかも知れないと思うのでした。

■おん・せん
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↑地獄と極楽を一周したらお楽しみの温泉へ

境内には4つの温泉がありまして、2つが女性用、1つが男性用、1つが混浴。

という訳で、一番近かった男性用へ。

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↑平日ということもあって貸切状態(≧∇≦)b

熱いお湯が苦手な僕に朗報。この風呂はヌルい!‹‹\(´ω` )/››

恐山の風景がアレなのでアツアツのお湯を想像してたけど、お風呂は極楽なのでした(≧∇≦)b

結構硫黄のニオイがするお湯で、出た後も身体からホンノリ漂う硫化水素のカホリ。恐山入場料だけで入れる温泉とは思えない贅沢なお湯。

にしても、、、
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↑「泉質上、先のことに気をつけてご入浴ください」

(´・ω・`)

いったいどういう泉質なんだぜ?

多分「左記」の間違いだと気づくのに1週間掛かったのでした。

■横浜
なんと、青森県に横浜(町)が!

途中、「横浜家系ラーメン、青森に無かった味!」という看板があったけど、どういう事なの。

■三内丸山遺跡
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↑みんな大好き三内丸山遺跡!

5000年前の神秘にいざ参ろうね。何より、ここは無料だっ!

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↑遺跡で食べる帆立の郷土料理(๑˃̵ᴗ˂̵)و

味は観光地らしいアレな感じだけど、朝から何も食べてないので長靴いっぱい食べたいところ。

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↑いざ遺跡の入り口へ

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↑ちょっとした敷地に復元された当時の建造物

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↑縄文ドラマが膨らむというもの

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↑見張り台っぽい何か

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↑昔教科書で習った高床式倉庫

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↑竪穴式住居

現代を生きる僕も縄文時代に飛ばされたらきっと見張り台すら作れないんじゃないかと思い、縄文人に密かにライバル心を燃やしてみたり。

そしてシメの
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↑1日1ソフト(≧∇≦)b

縄文時代から縁のある栗を使ったソフトで、「縄文人もビックリ!」という謳い文句。

むしろ縄文人のビックリポイントはそこじゃねぇよ、とツッコミつつ美味しく頂く。

■帰り
本日のメインイベント、東北道縦断でござい‹‹\(´ω` )/››

なんと、青森IC〜川口JCTの東北道端から端まで700kmも走れますよ(≧∇≦)b

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↑あまりの嬉しさに眠気を催してコーヒーブレイクしたり

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↑燃料補給したり

それにしても、この日は青森以外全国的に雨だったから目的地を青森にしたというに、すっかり忘れてこの日に帰宅。当然帰り道は雨。。。

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↑降られつつもなんとか佐野SAへ

青森なんか行ってると、那須塩原とか辺りになると「もうちょっと」感が出て、佐野SAなんていうと「あー、帰ってきた!」って感じにさせられる。

もう後たったの100kmだ。

ところで、
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↑走り初めの100kmで起こる死亡事故が50%

早めに気持ちをリセットして危険な60分を乗り切ろう(๑˃̵ᴗ˂̵)و、的な。

それ、単純に100km以内の移動が多いだけだと思うの。

長時間運転するほど事故が減る理論。

僕なんて今日は16時間、900km走ってるので超安全。ウェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━イ

■今回わかったこと
青森は東京から1泊2日でイケる!(Q.E.D.)

■ルート

(トータル走行距離:35,425kmぐらい)